ハレのリフォーム

家は建てて終わりじゃなく、その年代や環境によってリフォームする

長い一生を生きる中で、あなたとご家族が家で過ごす時間。
その家の中で、家族の形はどんどん変化していきます。
「夫婦ふたりで家を建てた時」

「子供が生まれた時」

「子どもたちが育って大きくなってきた時」
「子どもたちが成長して、独り立ちし、夫婦二人になった時」
あなたが幸せに過ごせる家は、その時々で違うはずです。

だから、家を建てるときに将来のことも考えて間取りを決める。
これは一見すごくいいことのように感じるけれど、実はそうじゃないと私は思っています。
どこか「今」とズレてしまって、どこか不便を感じたり、我慢をしなければならなくなる。

「家はその時々のBESTなものにする」
それが本当にご家族が、気持ちよく楽しく笑顔で暮らせる家になる。
リフォームは、そのためにあるんです。

🌱「これって違うぞ」と思った時　

家を建てて住み始めて「なんか違う‥」ってこと、あってはならないんだけど、よくあるんです。
図面で見たり、想像していたのと、実際に暮らしてみたら違う、使い勝手が悪い、日々のストレスになる…。
そう思ったらどうします？
日々ストレスを感じながら我慢して暮らしますか？

実は私自身が家を建てて2年目で1階をフルリフォームしたんです。
まだ経験も浅かったんですね。でも「自分の家で失敗してよかった」と思っています。
自分で経験して初めて、思い描いていた生活を描いたはずの設計の図面と実際の空間の差を身をもって知ることができました。
具体的にお伝えすると
・素敵だと憧れたオープンキッチン…オープンキッチンがゆえに来た人にキッチンが丸見え💧いつも綺麗にしていないといけなくて大変。

→台所とキッチンはプライベートスペースと考えて、人が来たら応接間に通すのがBEST
・東に位置したキッチン…キッチンの吉方位は東と言いますが、西の位置に移動。
→一般に家相で言われている吉の方角の東よりも、窓から春には綺麗な桜が見える景色のいい西のキッチンにした。

設計には設計のセオリーのようなものがありますが、住んでみないとわからないことってあるんです。
私は自分の家で失敗してリフォームをし直すことで、たくさんのことを学びました。
その中で一番感じたことは「日々不便を感じながら暮らすことは、大きなストレスになる」ということでした。

家はあなたとご家族の大切な充電場所。
毎日の生活もお仕事も楽しめる日々のために、そのストレスの原因を解決するお手伝いができたらいいなと思っています。

もし、あなたが毎日の生活で不便を感じたり、これ違うぞと思った時は、まずお話を聴かせてくださいね。

🌱「夏の家が暑すぎる」「冬‥寒すぎる」「電気代がかかりすぎる」と思った時　

年々厳しくなる暑さ。今でも尋常じゃないと思っているのに‥地球温暖化でこれからもっと暑くなる？
性能のページで詳しく掲載していますが、熱中症で搬送される方、残念にも亡くなってしまわれる方の数は年々増え続けています。
しかも「熱中症になる場所として一番多いのが家の中」。
これは家に携わる私としては、由々しき事態です。

家の中で熱中症にかかる原因は、家の性能・気密断熱です。
日本には今、6240万7千戸の住宅がありますが、その中で満足な気密断熱性能が備わっているのは、わずか全体の10％しかありません。
後の90％の家は、エアコンをガンガンかけても空調の効きが悪く、暑い夏を我慢して過ごしている。

もう一つ家の中で熱中症になる原因として挙げられるのが「電気代の節約のため、エアコンの使用を控える」こと。
暑いけど‥我慢して過ごしているってことです。
ダイキン工業さんの「エアコンの節電に関する実態調査」では、この酷暑の夏になんと７割以上の人が控えると答えているんですね。
確かに、高騰する電気代。しかも、価格が上がっているのは電気代だけではなく、家計に大きな負担がかかっているのも本当のところです。